【クロネコヤマト】ドライバーの平均年収は600万以上|現役セールスドライバーが解説!

宅配便

こんにちは!ヤマト運輸で15年現役セールスドライバーをしている、”えむっさ”といいます。
宅配の仕事に興味があるけど、給料はいくらぐらいもらえるのかな?
ヤマト運輸でドライバーをしている人でも、意外と知らない給料の内訳が、この記事を読めばわかるので参考にしてください。

ヤマト運輸の給料はこうして決まっています

基本給+業務インセンティブ+扶養手当+地域手当+超勤手当

基本的な組み合わせは以上です。その他では”リーダー手当”“役職手当”“通勤手当”などがありますが、ここでは省略します。それではそれぞれ細かく見ていきましょう。

基本給

全ての基本になる給料で、年2回のボーナス時はこの金額を基に支給額が決まります。

一般的なセールスドライバー(車を運転する)の場合、等級と号俸と勤務地区分で決まり、一番安い地区は沖縄県の109,760円、高い地区は東京都、川崎市、横浜市で126,500円です。


ただ、あくまで最低金額なので入社時の金額と言う訳ではありません。年齢なども考慮されているはずなので、入社面接時には確認しておきましょう。

この基本給は、社員同士が半年に一度評価しあうことで、一年に一度昇給していき、概ね2000~3000円づつ上がっていくイメージです。
ちなみに東京都、川崎市、横浜市ではMax291,500円まで上がります。

業務インセンティブ

日々の集荷、配達の件数によってもらえる給料。計算が複雑なので簡略化して解説します。

一日の集配個数×30円×出勤日数でおおよそが計算できます。
たとえば配達が120件集荷が30件、合計150件の集配を1日でしたとして、150×30=4500円 月に20日出勤で90000円の業務インセンティブがもらえる計算です。

ちなみに1日150件の集配がどのくらい大変かといいますと、はしりまわる程の数ではありません。
この業務インセンティブには、上限と最低保証があり、上限は月額25万円、最低保証は勤務地によって変わりますが最低でも日額1650円、20日出勤で月額33000円です。

扶養手当

配偶者手当が居住地によって全然変わります、あくまで居住地であって勤務地ではないので注意してください。
配偶者手当は、東京23区が一番高く70000円、一番安い地域は24000円、子供は1人につき11000円(居住地は関係ありません)、東京23区で奥さんと子供2人を扶養する場合月額92000円もらえることになります。

配偶者が扶養から外れた場合、または、いない場合は、配偶者手当がなくなるわけではなく、配偶者がいる場合の金額から10000~20000円ぐらい下がるだけなので、心配しなくてもだいじょうぶです。

地域手当

扶養手当同様居住地で変わります。23区で26000円一番安い地域が2000円、かなり差があります。
なぜこの手当だけ別枠で存在するのかわかりませんが、こういうことになっています。

超勤手当

いわゆる残業代です、働き方改革によって大幅に労働時間減少傾向にあり、上限が抑えられてしまっています。
残業代を目当てに給料を増やすことは、今後できないとおもったほうがいいでしょう。
計算方法が複雑なので省きますが、繁忙期月を除いて月20~30時間、金額で40000~50000円ぐらいが相場かと思います。

2023年から、変形労働時間制が廃止されます。残業代は、ますますへっていくのが確実です。

具体的な計算事例

奥さんと子供2人を扶養している場合の23区在住者のAさんと、地方在住の単身者Bさんがヤマト運輸に就職した場合の例をみていきます。

基本給インセンティブ扶養手当地域手当超勤手当合計ボーナス年収
Aさん126500900009200026000400003745007590005253000
Bさん1097609000002000400002417606585603559680
ボーナスは3か月分年2回の合計、基本給は最低ライン、あくまでも目安です。

この様に居住地や勤務地、扶養家族 ”あり” ”なし” によって全然変わってくるのでご自身の環境にあてはめて考えてください。

当然手取り金額ではありませんので、年齢などで納めるものの金額がかわってきますが、私の場合50代で奥さんと子供2人扶養していますが、110000円位引かれたものが手取り金額です。
業務インセンティブと超勤手当は毎月変動しますから、生産性を上げて、残業をたくさんすれば給料も上がります。
体力の限界ありますけど・・・

結果、相対的に給料は高いが、ずっと働くのはオススメしません

運転免許証があり体力に自信があれば、高い給料を最初からもらえます。
扶養家族がいる方は、福利厚生がしっかりしているので安心して働けるでしょう。

しかし、年収は30代でピークアウトします。

なぜなら昇給額よりも、体力や気力がおとろえて、歩合が減る額のほうがおおいからです。

30代、遅くても40代前半までにスキルを身につけて転職するべきです。





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